アンダンスー 沖縄郷土料理

【アンダンスー 沖縄郷土料理】

「アンダ」=「豚の脂」
「ンスー」=「味噌」で
『豚のあぶら味噌』

保存のきく豚の脂と味噌をあわせた食品で

高温多湿の沖縄では最高の常備食として親しまれています。
ご飯のお供に、おにぎりの具に、炒め物の味付けに美味しくいただける一品です。


昔はどの家にも自家製のあぶら味噌が常備されていたそうで

祖母も生前よく作っており鍋に毎回たっぷり作り

瓶に詰めて県外に住む叔父たちに送ってました。

当時の私はあんまり好きではなかったので、食べた回数が少なかったことが悔やまれます。。

祖母に作り方教えてもらえばよかったなぁ。

豚肉の代わりにシーチキンや牛肉入りがあったり

私はとうがらしやニンニクの入ったピリ辛タイプが好きで

ご飯がすすんでしまいます。


漫画の資料用にアンダンスーを作った時の写真があるので

私が作ったレシピを紹介したいと思います。
(※絵で描くつもりだったので別の物も映り込んでます。ご容赦ください)

材料

豚肉250g/味噌250g/砂糖250g/しょうが10g /みりん(大さじ1)/

泡盛(日本酒or料理酒可)←豚肉を茹でる際に使います。

味噌は、好きな赤味噌でいいと思います。

アンダンスー用に「グーヤヌジー」を買ってきました!
肉の部位は好きなのでいいと思います。

私は半額シールにつられてです、はい。

※「グーヤヌジー」は豚の前足の付け根の部分「ウデ肉」と呼ばれる部位で赤身が多く

淡白ながらも肉本来の味が楽しめ、シチューや煮込み料理用などにあいます。

下ごしらえ~

たっぷりな水に対し、10分の一の泡盛(日本酒or料理酒)で

豚肉250gを茹でます。

茹でて中まで火が通ったら細かく切ります。

生姜10gを細かく切って先に炒め

別皿に取り出しておきます(仕上げにいれます)

➀フライパンに火をかけ油をしき、豚肉を弱火で軽く炒めて

味噌250gを加え混ぜます。


②味噌に火が通ったら、砂糖250g・みりん大さじ1を加えて混ぜ

焦がさないように練り上げます。

③炒めてあったしょうがをくわえ、汁気が無くなるまで炒り煮をして完成。
(炒め過ぎると、さめた後に豚肉が固くなるので長時間は禁物)

味見しつつ、好きなかたさで火を止め冷まします。

上のレシピで瓶約2つ分!

少年画報社様のコンビニコミックス

「お家レストラン ママといっしょに料理」にて

「アンダンスー」の8P漫画を描かせていただきました^

^(その時に撮った写真資料です)

子供用のごはんにアンダンスー↓

↑手作りのアンダンスーおにぎり。

あふれるほど入っててマーサン(美味しい)でした^^

クワッチーサビタン^^(※ごちそうさま)

豚肉以外に、カツオだったり牛肉・チンボーラー(貝)の具で作られているので

好きな具材で作るのもいいと思います👍


■おススメのアンダンスー「沖縄豚肉みそ」

もし、自分で油みそを作れそうにない…(汗)

という方におススメのアンダンスーを紹介いたします。

一度、食べてみてそれから作ってみるのもいいかもしれません。






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